R-18 陽炎2−10
「ビックリしたな。いつもはあんな風に騒ぎを起こす奴じゃないんだけど・・・」
昼休みに顔を出した木村が調理パンを頬張りながら言う。
「そうなんだよね。中等部からの持ち上がり組の中でも、ボクらとも仲良いからクラス違っても遊んだりしてたし。」
いっちんも範行叔父が持たせた弁当を食べている。
朝会で騒ぎを起こした生徒は、2年の川上と言うらしい。
「そう言えば、川上。野球部なんだけど、最近怪我して辞めるかもしれないって噂出てるよな?」
それで、あんなこと言い出したのかもしれない・・・・・・木村が言う。
「・・・・・・」
俺は、ソファに横になったまま2人の話を聞いている。
「晃もさ、別に気にすること無いよ。高等部の半分以上は外部生だから、変に目立っちゃってつまらない事言う奴がいるかもしれないけど。」
いっちんがチャイムにつられて立ち上がる。
中等部からの持ち上がり組で高2なら、昔の同級生になる。 その上、いっちんたちと仲が良いなら昔の俺とも交流があった筈だ。
復学したての頃、昔の同級生に囲まれた・・・歓迎された・・・ことがあったが、もしかしたらその中の一人だったかも知れない。
――俺は覚えていないけれど・・・。
『気付けよ、晃!! 学園の言いなりになんかなってんじゃねぇ!!』
授業に出なくても、成果を出したら何をしていてもいいのか・・・・・・。
川上の言葉がいつまでも残っている。 ・・・どうして、あんなことを言ったのだろう。
2人の姿が見えなくなると、Yシャツの袖を捲り上げて手首のアザを眺める。
―― 毎夜の責めを思い出して、下腹部が疼いて堪らなくなる。
さっきまでは2人の話を聞いている顔をしていたが、本心は「早く教室へ戻ってくれ!」と願っていた。
やっと1人になれて、漸くホッとする。制服のズボンを寛げて、ズキズキと脈打つ性器を自由にしよう・・・それなのに、ゴム製の貞操帯がそれを阻む!!
・・・・切なくて、股を擦り合わせ狂った声を抑えることができない。会陰に押さえつけられた性器を貞操帯の上から殴るように刺激すると、痛みがひと時の安息を与える。
こんなこと、間違っている!!・・・分かっている。
外したくて、鍵の付いたこの性具を狂ったように掻き毟り、左ふくらはぎに括りつけられた尿バッグへペニスから繋がったチューブを引っ張ると、ズキン!と激痛が走る。
・・・抜けない!!
膀胱まで通されたこのチューブは、中でバルンを膨らまされ簡単には抜けないように細工されている。
これら全てが、あの男に繋ぐ鎖のように絡みついて俺を離さない。
――これさえ外れたら・・・・!!!
やっと、抜いた管を追うように鮮血が迸る。
激痛に転げまわりながら、それでもあの男から自由になる一歩を手に入れた確信を得る。
俺は・・・・・・あの男の所有物ではない・・・・・・。
2008.06.10 12:54:11 作成
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昼休みに顔を出した木村が調理パンを頬張りながら言う。
「そうなんだよね。中等部からの持ち上がり組の中でも、ボクらとも仲良いからクラス違っても遊んだりしてたし。」
いっちんも範行叔父が持たせた弁当を食べている。
朝会で騒ぎを起こした生徒は、2年の川上と言うらしい。
「そう言えば、川上。野球部なんだけど、最近怪我して辞めるかもしれないって噂出てるよな?」
それで、あんなこと言い出したのかもしれない・・・・・・木村が言う。
「・・・・・・」
俺は、ソファに横になったまま2人の話を聞いている。
「晃もさ、別に気にすること無いよ。高等部の半分以上は外部生だから、変に目立っちゃってつまらない事言う奴がいるかもしれないけど。」
いっちんがチャイムにつられて立ち上がる。
中等部からの持ち上がり組で高2なら、昔の同級生になる。 その上、いっちんたちと仲が良いなら昔の俺とも交流があった筈だ。
復学したての頃、昔の同級生に囲まれた・・・歓迎された・・・ことがあったが、もしかしたらその中の一人だったかも知れない。
――俺は覚えていないけれど・・・。
『気付けよ、晃!! 学園の言いなりになんかなってんじゃねぇ!!』
授業に出なくても、成果を出したら何をしていてもいいのか・・・・・・。
川上の言葉がいつまでも残っている。 ・・・どうして、あんなことを言ったのだろう。
2人の姿が見えなくなると、Yシャツの袖を捲り上げて手首のアザを眺める。
―― 毎夜の責めを思い出して、下腹部が疼いて堪らなくなる。
さっきまでは2人の話を聞いている顔をしていたが、本心は「早く教室へ戻ってくれ!」と願っていた。
やっと1人になれて、漸くホッとする。制服のズボンを寛げて、ズキズキと脈打つ性器を自由にしよう・・・それなのに、ゴム製の貞操帯がそれを阻む!!
・・・・切なくて、股を擦り合わせ狂った声を抑えることができない。会陰に押さえつけられた性器を貞操帯の上から殴るように刺激すると、痛みがひと時の安息を与える。
こんなこと、間違っている!!・・・分かっている。
外したくて、鍵の付いたこの性具を狂ったように掻き毟り、左ふくらはぎに括りつけられた尿バッグへペニスから繋がったチューブを引っ張ると、ズキン!と激痛が走る。
・・・抜けない!!
膀胱まで通されたこのチューブは、中でバルンを膨らまされ簡単には抜けないように細工されている。
これら全てが、あの男に繋ぐ鎖のように絡みついて俺を離さない。
――これさえ外れたら・・・・!!!
やっと、抜いた管を追うように鮮血が迸る。
激痛に転げまわりながら、それでもあの男から自由になる一歩を手に入れた確信を得る。
俺は・・・・・・あの男の所有物ではない・・・・・・。
2008.06.10 12:54:11 作成





